【デザイナーにおすすめの国家資格】デザイン技能検定3級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第2回(11)〜(15)

2019年5月19日

続いては「Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第2回(11)〜(15)」です。
11問目以降は、4択形式になります。
ちょっと意地悪な引っ掛け問題もありますが、よく考えればわかるものばかりですので、焦らずに挑みましょう。

Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第2回(11)〜(15)

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-2-3_gakka_open.pdf

では、参ります。
2.以下の設問に答えよ。

第11問:次のHTML文書を表示させると、h1要素のボーダーはどのように表示されるか。以下より1つ選択しなさい。

<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”UTF-8″>
<title>
ウェブデザイン技能検定 </title>
<style>
h1 {
border: 3px #ff0000;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>
ウェブデザイン技能検定 </h1>
</body>
</html>

1. 3ピクセルの赤い実線で表示される。
2. 3ピクセルの赤い線で表示されるが、線種は設定によって異なる。
3. 3ピクセルの赤い線で表示されるが、線種はブラウザによって異なる。
4. ボーダーは表示されない。

正回答:4
borderのスタイルをショートハンドで指定する場合、線の太さ・色・線のスタイル(実線、破線、二重線など)の要素が指定できます。
これらの要素が欠けた場合、スタイルは表示されません。

第12問:次に示したのは、ウェブコンテンツJIS(JIS X 8341-3)のガイドライン2.3である。 A にあてはまる語句として適切なものを、以下より1つ選択しなさい。

[A]を引き起こすようなコンテンツを設計しない。

1. 発作
2. 操作ミス
3. 表示崩れ
4. カラム落ち

正回答:1
普段Web制作の現場において、上記のガイドラインを意識しながら制作することは少ないと思います。
なので、この手の問題は「暗記」で乗り切りましょう。
選択肢のどれも気をつけるべきことですし、「2」においては陥りやすいミスです。
なので「2」を選びがちですが…正解は「1、発作」でした。
発作?意図的に誘発させることができるものなのでしょうか??

第13問:SSL を使用しているウェブサイトにおいて、URLのはどのような文字列で始まるか。適切なものを以下より1つ選択しなさい。

1. http://
2. file://
3. https://
4. ftp://

正回答:3
これは当然「3」です。
数年前から常時SSLが一般的になってきました。最近では追加費用ゼロ円の「レッツエンクリプト」も存在します。
もはや常時SSLは当たり前ですね。
※このWebサイトは、無料ドメイン+エックスサーバで運用しているため、「レッツエンクリプト」を導入できませんでした…

第14問:HTML において、「お問い合わせ」のページに掲載するフリーダイヤルの電話番号をマークアップする際に使用すべき要素はどれか。最も適切なものを以下より1つ選択しなさい。

1. p
2. div
3. span
4. address

正回答:4
所在地や電話番号は<address>でマークアップしましょう。
ちなみに私はaddressタグで包括して、さらにaタグのtelリンクを設定します。

第15問:HTML5 において使用できない要素はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1. header
2. navi
3. main
4. footer

正回答:2
これは完全に引っ掛け問題ですね。
「header」「nav」「main」「footer」は全て使用できるのすが…2、naviは綴りが違います。

次回は「Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第2回(16)〜(20)」です。