ウェブデザイン技能検定試験問題、二級を解説(31)〜(35)
10月に行われたウェブデザイン技能検定の過去問について解説をいたします。
ウェブデザイン技能検定二級 (31)〜(35)の解説
ウェブデザイン技能検定二級は、(31)〜(35)は四択択問題です。
落ち着いて考え、正確に回答していきましょう。
(31)textarea要素のキャレット(文字の入力位置表示)の色を変更できるCSSプロパティはどれか。以下より1つ選択しなさい。
1.color
2.cursor
3.caret-color
4.current-color
正解:3
これも知りませんでした。
テキストエリアの文字色は「caret-color」で指定します。
(32)ウェブサイトでの通信販売を行う際、特定商取引法によって表示を求められているものとして誤っているものはどれか。以下より1つ選択しなさい。
1.個人事業者の場合には、氏名または登記された商号、住所および電話番号
2.返品を認めるか否か、その際の条件は何か、送料の負担の有無等
3.ソフトウェアに関する取引を行う場合には、当該ソフトウェアの動作環境
4.各表示事項をすべてまとめた「特定商取引法に基づく表示」という専用ページ
正解:4
1〜3については記載の必要性がありますが、「各表示事項をすべてまとめた「特定商取引法に基づく表示」」があること自体は必須条件ではありません。
ただし、まとめてあった方が便利です。
※この問題はよく出題されます。
(33)2019年4月現在、W3C勧告となっているWeb Content Accessibility Guidelines の最新バージョンはどれか。以下より1つ選択しなさい。
1.Web Content Accessibility Guidelines 1.0
2.Web Content Accessibility Guidelines 2.0
3.Web Content Accessibility Guidelines 2.0 (Second Edition)
4.Web Content Accessibility Guidelines 2.1
正解:4
最新バージョンは「Web Content Accessibility Guidelines 2.1 」です。【2.1】
これは暗記するしかないので、頭に叩き込みましょう。
(34)「JIS X 8341-3:2016」の規格でいう「ウェブコンテンツ」に該当しないものを、以下より1つ選択しなさい。
1. イントラネットの業務用システム
2. 電子マニュアル
3. CD-ROMなどの記録媒体を介して配布される電子文書
4. 紙で印刷されたウェブサイトの仕様書
正解:4
この問題も頻繁に出題されますが、出題の目的がわからないものの一つです。
当然ながら「紙で印刷されたウェブサイトの仕様書」はウェブコンテンツではありません。
(35)SEO対策とは何か。最も適切なものを、以下より1つ選択しなさい。
1.ニュースサイトで自社サイトを取り上げてもらうための対策
2.検索サイトの検索結果に表示されないようにするための対策
3.検索結果で自社サイトを上位や、より多く表示させるための対策
4.不正な書き込みや誹謗中傷の削除申請を行うための対策
正解:3
これも当然「3:検索結果で自社サイトを上位や、より多く表示させるための対策」です。
1はプレスリリース、2と4は逆SEO対策ですね。
次は二級を解説(36)〜(40)です。
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