【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定2級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第4回(6)〜(10)

2019年5月12日

今回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(6)〜(10)」です。
1問目〜15問目は、二択形式になります。
HTMLコードの基礎知識と、サーバに関する設問が出題されます。

Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(6)〜(10)

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-4-2_gakka_open.pdf

では、参ります。
2.以下の設問に答えよ。

第6問:フレージングコンテンツの引用文だからといって必ずしもq要素としてマークアップする必要はなく、q要素のタグを付けずに自分で引用文の前後に引用符を付けて表現してもよい。

正回答:1
引用文は原則的に「qタグ」でマークアップするべきですが、使用しなくても問題はないようです。
※知らんかった…

第7問:HTML5.2の仕様書には、img要素のalt属性は「src属性で指定している画像の説明を入れるための属性」であると明記されている。

正回答:2
alt属性は「画像を表示できない場合に表示する代替的な文字」になります。
画像の説明ではなく、画像が持つ意味や機能性について端的に伝わる内容を記載しましょう。

第8問:HTTPステータスコードのうち、「503 Service Unavailable」はリソースへのアクセスが拒否されたことを示している。

正回答:2
503エラーはアクセスの拒否ではなく、「サーバ負荷の超過を防ぐため、一時的にアクセスを制限している」という意味になります。
ちなみに「アクセスが拒否された」は403エラー(forbidden)になります。

第9問:HTML5では、1つのウェブページにheader要素が複数回出現しても問題ない。

正回答:1
header要素は、私の場合はいわゆるページ上部のヘッダーとして使用することが多く、自然と1つのウェブページに一度しか使用しませんが、複数回使用しても問題はありません。
例えば、section要素ごとに見出しを記載する場合、見出し部分をh要素ではなくheader要素を使用することも可能です。

第10問:次のSVGコードは、例のようにx座標およびy座標が各25pxの中心座標から半径が20pxの正円を5pxの太さの黒い線で表示する。

<circle cx="25" cy="25" r="20" stroke="black" fill="transparent" stroke-width="5"/>
正回答:1
上記のコードで設問にある円を生成することは可能です。
普段はPhotoshopやIllustratorを用いてSVGデータを出力することが出来ますが、簡単なオブジェクトであればコードで書いてみるのも面白いです。

次回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(11)〜(15)」です。