【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定2級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第4回(1)〜(5)

2019年5月12日

今回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(1)〜(5)」です。
1問目〜15問目は、二択形式になります。
私は「平成30年度第4回」を受験しましたが、非常に難しかったです。
過去問をやり込みはもちろん出題される問題の傾向から特に注意するべき分野について、みっちり勉強し臨みましたがそれでも相当苦労しました。
そんなちょっと前例にないタイプの「平成30年度第4回」について解説します。

Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(1)〜(5)

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-4-2_gakka_open.pdf

では、参ります。
1.以下の設問に答えよ。

第1問:HTML5において、br要素のタグを<br />と書くのは文法違反である。

正回答:2
HTML5系において閉じタグの無い要素「br」や「img」に「/」は必要ありません。
だからと言って「/」を入れたからと言って、文法違反にはなりません。
※考え込みすぎて「文法違反になる」と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。

第2問:「個人情報の保護に関する法律」では、基本理念としてプライバシー権を明文化している

正回答:2
この設問の正答は「プライバシー権を成文化している」になります。
○明文化…内容や物ごとをはっきりと書きあらわす事。類義語は「文書化」
○成文化…規則や取り決めなどを文書に書きあらわす事。
※日本語の意味を理解できれば、この設問は簡単です。私は間違えましたが…

第3問:SSL通信は、非SSL通信よりもサーバに負荷がかからないため推奨されている。

正回答:2
SSL通信が推奨されているのは、サーバへの負荷ではありません。
SSLの目的は「通信の暗号化による、盗聴の防止と通信経路での改ざん防止」「Webサイト運営者の安全性の担保(無料SSLの一般化により、若干妖しくなってきていますが…)」になります。

第4問:GIF形式は、ISO/IEC15948として国際標準化されている。

正回答:2
GIF形式は「国際標準化」されていません。
ですが、色数が少ない画像をWebページに掲載したい場合は、有効な画像形式ですので、使用してOKです。
※最近ではGIFで掲載したい画像の多くは、CSSでも再現できますね。
GIF画像はあまり使用しなくなりました。

第5問:DOM(Document Object Model)は、JavaScript以外のプログラミング言語からも操作が可能である。

正回答:1
DOMを操作する言語は多くの場合「JS」で行いますが、JS以外の言語でも操作が可能です。

次回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(6)〜(10)」です。