【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定3級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第3回(1)〜(10)

2019年7月7日

Webデザイン技能検定3級(学科)過去問 平成30年度第3回(1)〜(10)

前回も記載しましたが、Webデザイン技能検定3級の学科問題は、全25問。
平成30年度第3回に関しては、コンピュータリテラシーやトレンドワードに関する内容が多めに出題されています。
ちなみに、私はこの試験を受験しました。
難易度はさほど高くありませんので、落ち着いて回答していきましょう。

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-3-3_gakka_open.pdf

では、参ります。

1.各設問において、正しいものは1を、間違っているものは2を、該当設問の解答欄に記せ。

第1問:IoTとは、Internet of Technologyの略である。

正回答:2
IoTはinternet of think(インターネットオブシンク)の略称です。

第2問:HTML 5.2では、DOCTYPE宣言を省略できる。

正回答:2
HTMLはDOCTYPE宣言を省略出来ません。普段は意識していませんが、覚えておきましょう。

第3問:ユニバーサルデザインとは、多言語対応の事のみをいう。

正回答:2
ユニバーサルデザインは多言語対応の事も含まれますが、それだけではありません。誰もが使いやすく設計されたバリアフリーなUIやプロダクトなどを指します。

第4問:html要素にlang属性を指定するのは古くからの慣習によるものであり、HTML5ではhtml要素にlang属性を指定する必要はない。

正回答:2
lang属性は長年の習慣といった惰性的なものではありません。クローラーに言語を伝える大切な意味を持つため、きちんと定義しましょう。

第5問:VDT作業における室内の照明及び採光については、明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすることが良い。

正回答:1
眩しさを感じる環境では、仕事に集中出来ないですよね(*´・ω・`)b

第6問:サイバーセキュリティ基本法は、サイバーセキュリティに関する施策を総合的かつ効果的に推進するため、基本理念及び国の責務、戦略、基本的施策等を規定している。

正回答:1
常にサーバ・Webページ・CMS・メール・PCは、国内外問わずあらゆる攻撃にさらされています。サイバーセキュリティ基本法が攻撃に対し抑止になっているのか不明ですが、一応日本には責務、戦略、施策をまとめた法律があります。

第7問:著作物が著作権による保護を受けるためには所定の手続きが必要である。

正回答:2
著作権は制作した時点で、制作者の権利が発生します。
特に手続きなどは必要ありません。手続きがないからと言っても、侵害行為に及べば罰則の対象になります。
Web界隈は特に著作権にルーズになりがちですので、注意しましょう。

第8問:PNGは、ラスターグラフィックスの代表的なファイルフォーマットの1つである。

正回答:1
PNGはラスターグラフィックになります。(代表的かは微妙ですが…)
ドットの集合体で構成され、画像を表現しています。
反対に主にイラストレータなどのデータを「ベクターグラフィックス(ベクター形式)」と言います。

第9問:レスポンシブデザインでないウェブサイトは、スマートフォンでは閲覧できない。

正回答:2
文字や画像、ボタンなどが小さくなり、決して読みやすい状態ではありませんが、表示は可能です。

第10問:ラジオボタンは、相互に排他的な複数の選択項目の中から、ユーザが1項目だけ選択する場合に用いられる。

正回答:1
その通りです。
チェックボックスと混在しがちですが、ラジオは単一・チェックボックスは複数です。

次回は「Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(11)〜(15)」です。