【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定3級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第3回(11)〜(15)

2019年7月7日

続いては「Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(11)〜(15)」です。
11問目以降は、4択形式になります。
引き続き、常識問題が続きますので、確実に得点を加算していきましょう。

Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(11)〜(15)

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-3-3_gakka_open.pdf

では、参ります。
2.以下の設問に答えよ。

第11問:W3Cとは何の略称か。適切なものを以下より1つ選択しなさい。

1.Web 3rd Conuters
2.The Web 3G Communications
3.World 3-dimensional Community
4.TheWorld Wide Web Consortium
正回答:4
W3Cは「The World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)」です。
Webに関わる技術の標準技術の開発と普及を目的とする非営利団体です。
世界基準を意識しながら、Webページを作成していきましょう。

第12問:要素の内容が消えずに見える状態となるCSSの表示指定はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.display: none;
2.visibility: hidden;
3.opacity: 0;
4.background: transparent;
正回答:4
display:none;…指定された要素は、消えて無くなります。
visibility:hidden;…要素は消えませんが、見えなくなります。
opacity:0;…要素は消えませんが、不透明度:0になるため、見えなくなります。
background:transparent;…背景要素(色など)が透過しますが、要素は見える状態になします。

第13問:アルファチャンネルの説明として適切なものを、以下より1つ選択しなさい。

1.画像の彩度を扱うためのデータ領域
2.画像の透過度を扱うためのデータ領域
3.画像の圧縮前のデータを保存した領域
4.画像の圧縮後のデータを保存した領域
正回答:2
アルファチャンネルとは、不透明度を指定する属性です。
CSSにて要素に対し、アルファチャンネルを指定する場合は、「opacity」を使用します。
※第12問に出てますねw

第14問:プロポーショナルフォントの説明として適切なものを、以下より1つ選択しなさい。

1.フォントサイズを変更できないフォントのこと
2.JIS規格によらないフォントのこと
3.アルファベットのみのフォントのこと
4.文字ごとに文字幅が異なるフォントのこと
正回答:4
プロポーショナルフォントは、文字ごとに文字幅が異なる書体です。
文字詰めをしなくても美しく見せる工夫のようですが、違和感満載なのでデザイナーは文字詰めをしましょう。
ちなみに、CSSで文字詰めをする際は、以下のプロパティを使用します。

p{
font-feature-settings: "palt";
}

第15問:次のHTMLを図のように表示するCSSはどれか。以下より1つ選択しなさい。

※こちらの問題は以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-3-3_gakka_open.pdf
正回答:2
この問題は消去法で考えます。
× 1.headerのmargin:10px;が誤ります。上下左右に10pxの余白はありません。
○ 2.これ、正解です。
× 3.headerのbackground-color:#CCC;が誤ります。正しくは#333です。
× 4.mainのcolor:#fff;が誤ります。正しくは#000です。

次回は「Webデザイン技能検定3級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(16)〜(20)」です。