【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定2級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第3回(36)〜(40)

2019年5月12日

今回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(36)〜(40)」です。
16問目〜40問目は、四択形式になります。
いよいよラスト5問です!(36)〜(40)は、Webデザインの歴史、CSSの基本などが出題されます。
こちらもさほど難しいものではありませんので、しっかり理解していきましょう。

Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(26)〜(30)

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-3-2_gakka_open.pdf

では、参ります。
8.以下の設問に答えよ。

第36問:HTML5で廃止された属性はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.img要素のwidth属性
2.label要素のfor属性
3.th要素のcolspan属性
4.table要素のsummary属性

正回答:4

HTML5になってからも「1〜3」については制作の際に実施しますが、「4.table要素のsummary属性」は使用した事がありません。
summary属性とはtable要素の意味合いを記載するタグのようです。
今後も使用する必要性がありません。
※「1」と「3」もほぼ使用しないですが…

第37問:ウェブサイト内の中心となる画像を意味する用語はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.カラーチャート
2.キービジュアル
3.ワイヤーフレーム
4.ムードボード

正回答:2

Webサイトのデザイン、雰囲気、見栄えなど多くの要素のランドマークになりうる大切な要素を「キービジュアル」と言います。
主にメイン画像を指す事が多いです。

第38問:CSS2.1の仕様に含まれているセレクタの書式はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.:target
2.:only-child
3.:first-child
4.:last-child

正回答:3

今では当たり前のように使用できる擬似クラスですが、一つを除いてCSS2.1の頃は使用する事が出来ませんでした。
唯一使用できたのは「3.:first-child」。正直あまり活躍の出番はありませんでしたが、今は時々使用しています。

第39問:次の文章は、ウェブコンテンツJIS(JISX8341-3)の用語集に含まれる、ある用語の説明文である。この文章が説明している用語として、最も適切なものを以下より1つ選択しなさい。

単一のURIからHTTPで得た埋め込まれていないリソースに加え、レンダリングに使われる、又はユーザエージェントがこのリソースと一緒にレンダリングすることを意図しているその他のあらゆるリソースを合わせたもの。

1.ウェブページ
2.ウェブサイト
3.ウェブコンテンツ
4.エンベディッドコンテンツ

正回答:1

とんでもなく遠回しな言い回しで受験生を困惑させていますが、正解は「1.ウェブページ」です。
簡単に要約すると…「単一のURLに、画像や外部データを読み込んだ上で、ブラウザがレンダリングして表示しているものなーんだ?」って事です。

第40問:次のHTMLに対してテーブル要素の周囲およびすべてのセルの枠線を表示させることができるCSSはどれか。以下より1つ選択しなさい。

<table>
<tr>
<th>試験回</th>
<th>試験日</th>
<th>地域</th>
</tr>
<tr>
<td>3</td>
<td>11月25日(日)</td>
<td>東京、愛知、大阪</td>
</tr>
</table>

1.table {border: 1px solid #000;}
2.table, table th, table td {border: 1px solid #000;}
3.table td {border: 1px solid #000;}
4.table * {border: 1px solid #000;}

正回答:2

正しいCSSは「2」になります。
それぞれのCSSの出力結果と問題点は以下になります。
「1」…外枠のみに罫線が表示されます。
「3」…外枠と詳細欄(td)のみに罫線が表示されます。
「4」…外枠と見出し欄、詳細欄に罫線が表示されますが、さらにtrにも罫線が表示されてしまいます。

次回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第4回(1)〜(5)」です。