ウェブデザイン技能検定試験問題、三級を解説(1)〜(5)

令和最初のウェブデザイン技能検定が5月に行われ、6月末にやっと過去問が公開されました。
どうやら合格発表と同じタイミングで公表されるみたいですね。
今回はこのウェブサイトの目的に立ち返り、ウェブデザイン技能検定の過去問の解説を行います。

ウェブデザイン技能検定三級 (1)〜(5)の解説

ウェブデザイン技能検定三級は、(1)〜(10)はYes or Noの二択問題、(11)〜(25)は4択問題が出題されます。
冷静に回答すれば、ウェブ制作初心者でも合格できる内容ですので、頑張って合格を目指しましょう。

(1)いかなる環境においても、インターネットにおける通信速度に差異はない。

正解:2
これは当然ですが、通信速度は様々な状況で変化します。
使用している回線、ルーターとの距離、建物構造や人口密度、天気なども大きく影響します。
※この問題は頻繁に出題されます。

(2)どの要素のタグで囲えばいいかわからないときは、とりあえずdiv要素としてマークアップしておくことが推奨されている。

正解:2
どの要素でタグを囲めば良いかわからないという状況ってありますか?
確かにdiv要素は汎用的で便利ですが、親に当たる要素によっては入れ子に出来ない場合も存在ます、

(3)著作権は知的財産権のひとつであり、審査を経て登録されなければ権利は発生しない。

正解:2
著作権に審査は存在しません。
著作した時点で制作物には著作権が付与されます。

(4)VDT作業をする場合には、1時間を超えないようにした一連続作業時間内においても、1回~2回程度の小休止を設けることが望ましい。

正解:1
この問題は「作業者へ心身的な無理をさせず、健康的に無理のない労働環境を提供しているか否か」で判断すれば自ずと正解が導き出せます。
この問題では、「1回~2回程度の小休止を設ける」のあたりが優しさを感じるため、正解です。
なかなかそんな職場はないですが…
※この問題は頻繁に出題されます。

(5)CSSの仕様上、ボックスのマージン領域は常に透明であり、背景を表示させることはできない。

正解:1
マージン領域は確かに透明であり、z-indexが小さい要素や、親要素が表示されると思います。
但し、ボックスのマージン領域は「余白」であり「空間」です。
透明という概念がなんだかピンとこないですね。

次は三級を解説(6)〜(10)です。