【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定2級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第3回(31)〜(35)
今回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(31)〜(35)」です。
16問目〜40問目は、四択形式になります。
(31)〜(35)は、Web界隈でよく耳にする単語の意味、PHPの基本、著作権に関する内容などが出題されます。
しっかり理解して合格に近づけましょう。
Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(26)〜(30)
※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-3-2_gakka_open.pdf
では、参ります。
7.以下の設問に答えよ。
第31問:CDNについて正しく説明しているものを、以下より1つ選択しなさい。
1.アクセス超過に備えてリバースプロキシやキャッシュサーバを用いて負荷分散を行う。
2.ホスト名からIPアドレスに変換を行う。
3.IPアドレスからホスト名への変換を行う。
4.アクセス超過に備えて、より高スペックなサーバを用意すること。
正回答:1
「CDN」はJavascriptなどのプラグインを、提供元のサーバからWebページへダイレクトに読み込み、UIを表現する仕組みです。
同一のファイルを複数のWebページにて読み込む可能性があり、時には10万〜100万…あるいはもっと多くのアクセスが発生するリスクを背負っています。
同時に多くのリクエストが発生した場合、当然のことながらWebサーバには莫大な負荷がかかる事が想定されます。
それをうまく分散させるために何をすべきか…という事が問題の真義になります。
選択肢の「2」と「3」については、全く回答と関連性がないため、対象から外しましょう。
選択肢「4」では、負荷に対する対策はある程度対策されると思いますが、必ず頭打ちが発生し、その度にまた新たなコストが発生します。
慈善活動のようにCDNを提供しているのに、その活動を維持させるために莫大なコストをかける…もう、意味がわからないですね。
選択肢「1」であれば、選択肢「4」ほどの対策を行う事なく、改善が見込めます。
リバースプロキシにてセキュリティ対策と負荷分散、キャッシュサーバで実体とキャッシュデータを分けることでも負荷分散が」可能です。
第32問:PHPでJSONを返すためのヘッダを付与するコードを以下より1つ選択しなさい。
1. head(‘content-type: text/json’);
2. head(‘content-type: application/json’);
3. header(‘content-type: text/json’);
4. header(‘content-type: application/json’);
正回答:4
これは記述方法の問題です。正しい記述を選べればOKです。
この設問は「head」なのか「header」なのか…「text」なのか「application」なのか…ということですが、正解は以下の通りです。
header(‘content-type: application/json’);
理屈で考えず暗記してください。
第33問:次の文章は、入力フォームへの対策に関するものである。[A]及び[B]にあてはまる語句の組合せとして適切なものを、以下より1つ選択しなさい。
ユーザが入力フォームに入力したデータをウェブサーバに送信する際、[A]を使用すると入力したデータがクエリ文字列として表示されて送られるため、情報が漏えいしてしまう可能性が高くなる。入力したデータを表示させずに送るためには、[B]を使用する。
1.A:GETメソッド B:POSTメソッド
2.A:POSTメソッド B:GETメソッド
3.A:PATCHメソッド B:PUTメソッド
4.A:PUTメソッド B:PATCHメソッド
正回答:1
Webデザイン技能検定にて頻繁に出題される「GETメソッド」「POSTメソッド」の問題です。
以下さえ理解いただいていれば、万事OKです。
・GETメソッド…入力した文字列がクエリ文字列として表示されるため危険。
・POSTメソッド…入力した文字列が画面表示表示されないため安全(でもSSLは絶対必須)。
第34問:img要素のalt属性に指定すべき値の一般的な説明として、最も適切なものを以下より1つ選択しなさい。
1.どのように見える画像であるかの説明
2.ロゴ、アイコン、写真といった画像の分類
3.その画像があらわしているものの一般的な呼称
4.その画像の持つ機能をテキストに置き換えたもの
正回答:4
ALTタグは画像が表示されない時に代わりに表示させる文字になります。
画像に書かれた文字をそのまま記載しても、それが持つ意味を伝える事が出来ない場合があります。
画像がない場合でも、ユーザーが問題なく操作可能になることを意識しましょう。
第35問:著作権に含まれる権利の種類ではないものはどれか。以下より1つ選択しなさい。
1.商標権
2.複製権
3.公衆送信権等
4.頒布権
正回答:1
商標権は著作権とは全く異なるものになります。
詳しくは以下をご確認ください。
商標権について
著作権について
次回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(36)〜(40)」です。
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