ウェブデザイン技能検定試験問題、二級を解説(6)〜(10)

5月に行われたウェブデザイン技能検定の過去問について解説をいたします。
回を重ねるごとに問題は難易度を増し、私もキチンを解説できるが不安ですが、頑張ってみます。

ウェブデザイン技能検定二級 (6)〜(10)の解説

ウェブデザイン技能検定二級は、(1)〜(15)は○or×の二択問題、(16)〜(40)が四択問題になります。
(6)〜(10)はJSやサイバーセキュリティに関する問題が出題されます。
試験前半でつまづくと、そこからモチベーションを持ち上げることが難しいですので、苦手の方はきっちり・しっかり覚えましょう!

(6)HTMLにおいて、form要素のmethod属性のデフォルト値はgetである。

正解:1
HTMLはmethod属性を指定しないと、getのままになるため、URL欄に記入した内容が全て記載されます。
フォームを作成する際は、「method=”post”」に変更しましょう。

(7)document.querySelectorAll()で取得できるものは配列である。

正解:2
document.querySelectorAll()は、指定されたCSSセレクタに該当する要素全てを取得します。

(8)サイバーセキュリティ基本法では、国や事業者に対するのと同様に、国民にもサイバーセキュリティの確保に努めることを責務として定めている。

正解:2
国や事業者に対しては、サイバーセキュリティの確保を責務として定めていますが、個人に対しては責務を負わせていません。
但し、自身の情報をWebサービスや街頭アンケート、通販などに記載する際も十分気をつける必要があります。
大手コンビニが始めた電子マネー決済は、セキュリティが甘々だったみたいですし…個々の人々が便利さの裏にある危険性を意識することが、サイバーセキュリティの強化につながることを信じています。

(9)VDT作業者の作業時間管理は、各自のペースで行われる作業であることから、組織的な労働衛生管理体制から除外されても良い。

正解:2
確かに作業者それぞれのペースで仕事を遂行させることは大切ですが、適切な作業時間を逸脱する可能性もあります。
上司やマネージャーは、ペースを個々に任せつつも、働かせ過ぎない様に気を配ることが、大切ですね。
※この問題はよく出ます。

(10)ウェブサイトでの目的を達成するために、途中の過程を測る中間指標となるものを「KGI」という。

正解:2
途中の過程を測る中間指標となるものは「KPI(Key Performance Indicator)」であり、「KGI(Key Goal Indicator)」は「経営目標達成指標」です。
※この問題はよく出ます。

次は二級を解説(11)〜(15)です。