【デザイナーにおすすめの国家資格】ウェブデザイン技能検定2級(学科) 過去問徹底解説:平成30年度第3回(6)〜(10)

2019年5月12日

今回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(6)〜(10)」です。
引き続き、2択問題が続きます。

Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(6)〜(10)

※こちらの設問につきましては、以下のリンクをご確認ください。
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/open/H30-3-2_gakka_open.pdf

では、参ります。
2.以下の設問に答えよ。

第6問

cookieとは、ウェブブラウザで入力したユーザID・パスワード、ユーザ設定情報などをコンピュータに保存し、同じウェブサイトに再アクセスした際に活用される仕組みである。cookieは暗号化して送受信されるため、ネットサーフィンをしているだけでは、cookie が盗聴される危険性はない。

正回答:2
cookieは暗号化されていたとしても、セッションIDさえ分かれば簡単に取得が可能、つまり漏洩してしまいます。
cookieの識別子が漏えいすることによる「セッションハイジャック」です。

第7問:pre要素は、その範囲がプログラムのソースコードであることを示す要素である。

正回答:2
プログラムのソースコードをHTMLに記載する際は、code要素を使用しましょう。
pre要素:Preformatted Text(整形済みテキスト) であり、pre要素でマークアップした部分は「等幅フォント」で表示されます。
code要素:マークアップした部分が、プログラムソースコードであることを意味します。pre要素と同様に「等幅フォント」で表示されます。

第8問:ウェブサイトのアクセスログにおいて、ページビューとユニークユーザ数は必ず同じ数値となる。

正回答:2
ページビューはページを閲覧した回数、ユニークユーザは閲覧した人数です。
ユーザが2ページ以上閲覧した場合、その時点でページビュートユニークユーザーは同じ数字ではなくなります。

第9問:ブロックチェーンとは、APIのモジュールをチェーンのように連続的に呼び出すことをいう。

正回答:2
ブロックチェーンとは、「取引データ」技術のことを指します。
取引データを「トランザクション」と言い、「トランザクション」をまとめたものを「ブロック」と言います。
さらに、この「ブロック」が連なるように保存された状態を「ブロックチェーン」と言います。
設問に出てきた<API>は全く関係ないですね。

第10問:GIF形式などで用いられるディザリングとは、限られた色数でより多くの色を擬似的に表現する手法である。

正回答:1
GIF形式は使用できる色数が「256種類」と決められています。
さらに色数が多ければ多いほどデータ容量が大きくなるため、色数は少ない方が望ましいです。
ディザリングとは、例えば「白」と「赤」のみで、ピンクを表現しようとした場合、ドットを白と白、もしくは赤と赤のように隣同士にならないよう塗っていくとピンクが表現できます。
このように限られた色数でより多くの色を擬似的に表現する手法が「ディザリング」になります。
※なんかうまく説明できてない…

ディザリングについては、以下をご覧ください。
http://e-words.jp/w/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0.html

次回は「Webデザイン技能検定2級(学科) 絶対に合格できる過去問徹底解説:平成30年度第3回(11)〜(15)」です。