ウェブデザイン技能検定試験問題、二級を解説(31)〜(35)

5月に行われたウェブデザイン技能検定の過去問について解説をいたします。
回を重ねるごとに問題は難易度を増し、私もキチンを解説できるが不安ですが、頑張ってみます。

ウェブデザイン技能検定二級 (31)〜(35)の解説

ウェブデザイン技能検定二級は、(1)〜(15)は○or×の二択問題、(16)〜(40)が四択問題になります。
(31)〜(35)はHTMLタグの意味、CSSの基礎が出題されます。

(31)HTML5.2において使用可能な要素はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.image要素
2.picture要素
3.photo要素
4.graphic要素

正解:2
HTML5.2より「picture要素」が使用可能になりました。
メディアクエリに対し、表示させる画像を切り替える際に使用します。
いわゆるレスポンシブですね。

(32)HTML5において、iframe要素に指定できない属性はどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.src
2.sandbox
3.width
4.preload

正解:4
iframeではpreload属性は指定できません。
ちなみに「sandbox」は、セキュリティ上の制限をかける際に使用するようです。知らなかった…

(33)WAI-ARIAのWAIとは、何の略称か。適切なものを以下より1つ選択しなさい。

1.Web Accessibility Initiative
2.W3C Accessibility Information
3.Way of Accessibility Improvement
4.Working-group of Accessibility Information

正解:1
この問題は頻繁に出題されます。はっきり言ってサービス問題。
簡単な英単語なので、覚えておきましょう!

(34)HTML 5.2において、dl要素のdlは何をあらわしているか。以下より1つ選択しなさい。

1.double list
2.definition list
3.description list
4.dimensional list

正解:3
これは普段意識せずにコードを使用していると思いますが、[dl]は「description list」を指します。
確かに、文章付きのリストを言えるかもしれません。

(35)文字の間隔を指定するCSSプロパティはどれか。以下より1つ選択しなさい。

1.text-indent
2.white-space
3.letter-spacing
4.word-spacing

正解:3
文字の間隔は「letter-spacing」で調整します。
日常的にcssを記述している方にとっては、サービス問題ですね。

次は二級を解説(36)〜(40)です。